ワゴン型消防車の謎

火災に立ち向かう消防車両と言えば、皆さんはポンプ車やはしご車を思い浮かべる事でしょう。

しかし、そんな現場に赤色のワゴン車が常時張り付いている事は余りご存知でないと思います。

火を消す機能を持たず、多量の人員・機材を運ぶ様子も無い、一体この小さな車は何者なのか?

ここでは「ワゴン型消防車」の謎に迫って行きます。



金町指揮志村指揮 現場の司令塔、「指揮隊車」
この車、災害現場では我先と現場へ急ぎ、現場の引き揚げはいつも一番最後。

名前は「指揮隊車」。その名の通り「指揮隊」と呼ばれる部隊が乗り込みます。

「指揮隊」は大人数が活動する現場で、円滑な作戦運営の為の命令・連絡・指示を

出す「司令塔」の役割を果たす部隊の中心あり、各消防署ごとに配置されています。



(写真上・一般的な指揮隊車 / 写真下・配備が進む新型指揮隊車)
指揮隊車の中身
指揮隊車の内部には、東京消防庁本部や消防隊と連絡を行う無線卓を筆頭に、

屋外で使用するテーブル、各種資料、拡声器など、指揮活動に必要な資器材が

積み込まれています。
指揮隊車の仲間達
消防署の上位組織の指揮隊車です。似ているようで少し違います。

団員は間違ってこれらのクルマに出場報告しないように気をつけて下さい。

↓写真をクリックすると拡大表示されます。↓
方面指揮隊車 方面警防車 本部指揮隊車
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千代田区・中央区・港区の10消防署を管

理する「第一消防方面本部」の指揮隊車。

複数の消防署が対応する大規模災害時

に出場します。隊名標識は「第一本部YH」

 旧車画像
「第一消防方面本部」の責任者である

方面本部長が現場で指揮を執る際、

出場に用いる車両です。

隊名標識は「第一本部YW」
大規模災害時に出場し指揮活動を行う東京

消防庁本部の指揮隊車。ヘリコプターからの

映像を受信する装置が搭載されています。

平成15年度末に更新されました。
旧車画像

隊名標識は「警防本部YH」

もう一つのワゴン型消防車 〜査察広報車〜
 その名の通り、査察・広報などの多種な用途に利用

される車両です。指揮隊車に反して、ガランとしている

後部スペースには人員・資材など、様々な物が搭載

可能で、あらゆる災害に対処出来る使い勝手の良い

装備です。
京橋広報1


調べれば調べる程奥の深い消防車両の世界。次編続くか?乞うご期待。

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